さらに良いホームページにするために
ここまでで、だいたいホームページを作る過程をご説明しました。
難しいと思われたでしょうか。
私は、「難しい」部分は専門家に助けてもらえばいい。と割り切って考えています。
ホームページの枠組み(実はここが一番難しい)や段取りは説明しました。
文章についても雛形を提示しました。あとはこれを自分なりに書き換えたり、付け加えたりすれば、ホームページの構成は出来るはずです。
あとは難しかったところ、もっと先に進みたいところだけに、コストを掛けて専門家の手を借りましょう。
ここから、さらに前に進むためにどのようなことをすればいいのか、幾つか提案します。
Jimdoの有料契約をする
本稿では、Jimdoの無料版をもとにお話をしてきました。
ある程度出来たら、私はJimdo ProまたはJimdo Businessを契約することをお薦めします。
最も大きな理由は、自分のドメインやメールアドレスが取れることです。
SEOに有利なだけではなく、あなたのホームページとして名刺やその他の印刷物、あるいはメールの署名など、いろいろなところでアピールする際にも有効です。
これだけでも、お金を払う価値が十分にあります。
Jimdoの広告が消えること、ビジネス向けのデザインを使えることなど、メリットは大きいです。価格も他のサービスに比べて十分に安いです。
写真撮影はプロに頼む
写真はできたら専門家に相談しましょう。
今はカメラも発達していますし、自動で良い写真が撮れるのは事実です。
スナップ写真であればそれで良いのでしょうが、表情のとらえ方や演出については、たくさんの写真をプロとして撮影してきた写真家のノウハウや経験には敵うものではありません。
「百聞は一見にしかず」
あなたの人柄を伝えるために一枚の写真がとても大きな力を持ちます。
スナップ写真ではない、きちんとした写真を用意することは、とても大切なことです。
デザイナーの助けを借りる
デザイナーの意見を聞いてみましょう。
ヘッダーやボタンなどの部品は、自分で時間を掛けて作るよりも、デザイナーに相談する方が良いかもしれません。
ホームページ全体のデザインについても、経験豊かなデザイナーは的確なアドバイスをしてくれるでしょう。
Jimdoの用意したデザインではなく、オリジナルのデザインを作ることも考えてみても良いかもしれません。
そのような場合はやはり専門のWebデザイナーの助けを借りることになるでしょう。
頼むかどうかは別にして、意見だけでも聞いてみてはいかがでしょうか。
動画コンテンツに挑戦する
ユーチューブやニコニコ動画など、動画コンテンツを簡単に利用できる仕組みが広く普及してきています。
弁護士のホームページの中にも、動画コンテンツをうまく使っているところがあります。
やはり、動画のアピール力は、写真や文章の比ではありません。
動画コンテンツは、今年あたりから非常にポピュラーになっていくでしょう。
動画の撮影や編集は、以前よりずっと身近になりました。
家庭用のカメラや安価な編集ソフトでも、十分なものが出来ます。
立派な機材や編集ソフトを用意しなくても、趣味で動画を編集する程度のものでも十分に意味があると思います。
とはいえ、まだまだプロとアマチュアの間に明らかな差が出る領域でもあります。
プロの支援やアドバイスを受けるに越したことはありません。
クライアントや友人の意見を聞く
ホームページを見た来られた方に、率直にホームページの感想を聞いてみましょう。
出来たら弁護士以外の友人や知人にホームページを見てどう感じたか、分かりにくいところは無いか、聞いて見ましょう。
「見る人の視点で考える」ことは、意外と難しいものです。
また、聞いて、始めて気付かされることもあります。
ホームページ以外のあなたの業務に参考になる意見もあるかもしれません。